従業員とともに
人材育成や働きがいのある職場環境づくりに取り組んでいます。
人材育成・能力開発
会社や上司からの期待と役割、そして目標達成のための目的と手段を明確にする「目標管理制度」を円滑に運用することにより、人材の育成を図っています。また、新入社員研修・新入社員のサポートを行うOJT トレーナー研修・階層別研修・管理職を対象とした研修を実施し人材育成と能力開発を推進しています。
さらに、タレントマネジメントシステムを導入しスキルや経験などの見える化の推進をおこない、これらのデータを活用することで、将来のキャリア形成を図っていきます。

上記以外にも職務に求められる思考、手法などを習得し、活用するために、職種や部門、階層に応じて研修を随時おこなっています。
(研究テーマ推進力向上研修や5S研修など)
各種制度の充実
コニシは、2017年より「働き方委員会」を設置し、従業員にとっていきいきと働くことができる職場環境の整備を進め、「ノー残業デー」や「カジュアルワーク制度」などを導入してきました。仕事で成果を出せる環境づくりはもちろんのこと、心身ともに豊かな生活をすごせるように、ワークライフバランスの充実を図っています。
年次有給休暇取得の促進
労働基準法が改正され、2019年4月より年5日の年次有給休暇を取得することが義務となりましたが、コニシではより従業員が年次有給休暇を取得できるよう、最低月1日(年12日以上)の年次有給休暇取得を目指しています。これからもワークライフバランスを重視しながら、従業員が年次有給休暇を取得しやすい職場環境の整備を行っていきます。
連続5日間リフレッシュ休日制の導入
2022年1月より、夏季や年末年始の休日とは別に社員のワークライフバランスの充実を図るため、年間で連続5日間休日を取得するリフレッシュ休日を導入しました。
スーパーフレックス制の導入
2021年1月より、研究開発部門に、研究員一人ひとりが、自律的・計画的な働き方で時間を効率的に使い、研究成果を上げていくことを目的に「スーパーフレックス制」を導入しました。
効率の良い実験期間の設定や、試験機の使用などで活用しています。

フリーアドレス制の導入
2023年2月より、人材育成やコミュニケーションの活性化、従業員の主体的行動力の向上を目的に、本社と関東支社でエリアフリーアドレス制を導入しました。営業担当者は固定席を持たず、所属部署ごとに決められたエリア内の空いている席に自由に座り、担当者間で積極的に情報交換し、業務をおこなっています。
【本社】


【関東支社】


カジュアルワーク制度の導入
2023年7月より、リラックスした気分で働くことで、業務環境の改善や仕事の効率化を図ることを目的に既に導入していたカジュアルフライデーを全ての就業日に拡大しました。

安全な職場環境づくりをめざします。
労働安全衛生
コニシでは、「環境・安全に関する経営基本方針」を定め、環境保全と安全確保に努めています。工場・研究所では従業員が安全に働くことができる環境を提供することはもちろんのこと、工場・研究所の周囲に対しても環境・安全に配慮しています。また、コンプライアンスに努め、労働安全衛生関連法を遵守した運営を行っています。
度数率

強度率

※度数率、強度率は、死亡または休業1日以上、および身体の一部または機能を失う労働災害による死傷者に限定して算出
「度数率」「強度率」(厚生労働省HP)
安全・衛生活動の取り組み
「労働災害ゼロ」をめざして安全活動に努めます
2022年度も全工場で「無事故・無災害の継続」を方針に活動してまいりましたが、滋賀工場で1件、栃木工場で4件の労働災害が発生しました。今後も全工場において再度情報の共有と安全作業への意識の啓発を行い、再発防止に努めます。2023年度はあらためて「労働災害ゼロ」を目標に日々安全活動の徹底に努めていきます。
従業員の心身健康づくりをサポートします

※第1管理区分:有機溶剤を使用する作業環境の区分。第1から第3にまで区分され、第1管理区分は作業場所で気中有害物質の濃度が管理濃度を超えない状態(適切であると判断される状態)
多様な人材の活用に取り組んでいます。
障がい者の雇用促進
コニシは、障がい者の雇用推進に取り組んでおり、2023年3月末現在23名(障がい者雇用率:2.59%、重度障がい者含む)を雇用しています。
障がいのある方が、やりがいを持って働くことのできる場を多くの職場の中に創出していく支援をし、今後も引き続き障がい者雇用を推進していきます。
尚、2023年6月1日現在24名(障がい者雇用率:2.85%、重度障がい者含む)を雇用しています。
障がい者雇用率

女性従業員の活性化推進
コニシは、女性が働きやすい職場づくりを重視し、意欲のある女性が長期的に活躍できる環境の整備を積極的に進めています。2023年3月末現在、5名の女性役職者を登用しており、引き続き女性の活躍の場を拡大するとともに、従業員自身の意欲を喚起する取り組みを継続していきます。
女性従業員支援のための諸施策
- ●産前産後および育児期間の休暇制度
(休業、時短勤務※、看護休暇、時間差通勤)
※時短勤務は子供が小学3年生を終了するまで - ●スタッフ職キャリアデザイン研修


定年延長制度の導入
コニシでは、経験豊富なベテラン社員の働く意欲の維持と安心して働ける制度が望ましいとして、2019年4月より定年を65歳に延長しました。少子高齢化が進むなか、ベテラン社員の活躍推進の必要性はさらに高まると認識しています。ベテラン社員一人ひとりの意向や専門性を十分に把握し、役割を明確にして活躍してもらうため、上司との対話の充実、適正な再配置などの施策を実施しています。