研究開発




新しい価値を創造するためには、お客様の声をダイレクトに吸い上げる、現場主義の徹底が欠かせません。そこでコニシは、営業担当者と研究担当者で構成する「製商品開発委員会」を設置。自発的なテーマにチャレンジできる組織風土を醸成するとともに、人・技術・情報の交流を積極的に行い、研究開発のスピードアップを図っています。また、基礎研究と製品開発を有機的に結びつける開発体制を構築。技術シーズを多面的なアプローチから製品化し、新分野・新市場の開拓に力を注いでいます。No.1を誇れる製品を生み出すために、コニシの挑戦はこれからも続きます。
研究開発拠点のご紹介

ストック型社会が到来し、“新しく創る”から“今あるものを大切に使う”という考え方が普及し始めています。コニシは、こうした時代の流れに対応するため、浦和研究所に「土木建築実験施設」を設置。これにより、土木構造物・建築物外壁など、実際に行われる大規模な補修・補強工事を想定した製品開発が可能になりました。お客様の現場に沿った実験を重ね、信頼性の高いデータのもと、新たな製品・工法を生み出しています。
接着剤の領域を超えた新分野への挑戦
コニシがこだわり続ける開発姿勢。それは、新たに開発した技術とニーズを融合し、お客様の期待を超える一歩先の製品を創り出すこと。そして、人と環境に優しい製品づくりを進めること。その成果の一つが、機能性樹脂「SUポリマー」です。独自開発のシリル化技術を用いた今までにないポリマーで、接着性に優れたウレタン樹脂の特性と、硬化性に優れたシリコーン樹脂の特性の両方を備えています。一般家庭用の「ボンド ウルトラ多用途®S・U」を始め、住宅や産業資材へと活躍の場を拡げ、その用途は無限の可能性を秘めています。
またコニシが培ってきた接着技術を応用し、接着剤の領域を超えた開発にも挑戦。化粧品メーカーを始めとする異業種との共同開発など、新分野の開拓に積極的に取り組んでいます。
コニシは、容易にマネできない技術開発力を活かし、今と未来の暮らしに新しい価値を提示していきます。