これからのコニシを担う入社2年目の同期6人。
旧小西家住宅に集まり、それぞれの職種の視点から
コニシの魅力を語ってもらいました。
ボンド営業
東京ボンド営業部
東京汎用住宅部
住宅グループ
林 里花
土木建設営業
大阪土木建設営業部
シーリンググループ
木村 文哉
化成品営業
大阪化成品営業部
第一グループ
澤井 隼人
生産
生産管理部
滋賀生産技術部
技術グループ
天野 慎平
研究開発
浦和研究所
研究開発第一部
第一グループ
飯田 温子
スタッフ職
経理部
大阪経理部
連結会計グループ
木岡 里恵
大阪船場、道修町にあるひときわ目立つ漆黒の館。二代目小西儀助が建てた店舗、蔵、そして住居。明治36年に完成して以来、船場の生き証人として時代の移り変わりを見てきました。主屋裏には奥庭を挟んで衣装蔵および二階蔵があり、居住部の台所の土間には、家族、従業員ら約50人の食事を賄った大きなかまどが保存されています。平成6年までコニシ本社オフィスとして使用されており、現在も関係会社のオフィスとして使用されています。平成8年12月20日に、文化保護法の規定による「登録文化財原簿」に登録されました。
木村
僕はシーリンググループで製品の販売営業をしています。いま大きく伸びている部署のひとつですが、シーリング材は性能が他社と差別化しにくい商材で営業力がもっとも試される部署だと思います。特にお客様との関係づくりがとても大事なんです。そのおかげで、人間関係をつくることがうまくなったかな、と自分では思っています。
飯田
一番変わったと思うのは、すごく時間を意識して行動するようになったことですね。学生時代は、自分のペースで研究できましたが、会社に入るとそうはいきません。時間や期限が決められていて、その中で結果を出さなければならない。でも、少しでもいい結果が出た時やお客様にご評価いただいた時には達成感を感じます。
林
私は住宅グループで家を建てる際に使用される製品の営業をしていますが、さっき木村君が言ったことと同じで、お客様の所に通い続けて関係をつくることが大事です。それに、現場を止めないよう製品をきっちり届けないといけない、という責任感もあります。女性の営業がまだ少ない業界ですが、いま面白くなってきたところです。
澤井
学生の時と一番違うことは、取引金額が何百万円、何千万円というお客様を担当している責任とお金の重要性を実感したことですね。学生時代は飲食店のアルバイトをしていましたが、お金に関わっているという感覚も興味もあまりなかったと思います。いまはすごく取引金額の大きな仕事を任されている分、とてもやりがいを感じています。
天野
僕はみんなと少し違って、生産技術部に配属されたのはつい最近なんです。それまでは製造現場や生産設備を知るために工場で製品をつくっていました。今後、この生産技術部で自分が設計した生産設備や生産ラインを工場に遺していけるかと想像すると、すごくやりがいがあると感じています。大規模な設備を扱えるように早くなりたいですね。
木岡
私の仕事は経理です。四半期ごとの決算発表で、私が集計した数字が実際に報告書に載って公表された時には、形に残るので、やりがいを感じます。初めの頃は間違えることもあって怖い面もありましたが、上司にチェックしてもらいながら、着実な成長を覚え、決算が終わるたびに安堵感と達成感を感じています。
澤井
一番に思うのはブランド力のすごさです。新規のお客様に伺った時でも、黄色と赤のボンドのストラップをお見せすると、「あの会社か」といっていただき会話がはずみます。また、この旧小西家住宅をご存知のお客様もいらっしゃるなど、ブランドが広く浸透しているため、お客様の受け入れ方がぜんぜん違うと現場で実感しています。
林
私もブランド力をすごく感じています。飛び込みで販売店さんなどに行って名刺を出すと、相手の方から「コニシさんね」といっていただけます。また、長年コニシとお付き合いしてくださっているお客様が多いので「前任の〇〇さんはどうしている?」という話になるなど、すぐに親しい雰囲気になれるので、すごく営業がやりやすいです。
天野
僕は説明会の時に初めて大阪の本社に来ました。その時はそんなに歴史があることを知らず、オフィス街にあるこの古い建物は何だろうと不思議に思っていましたが、まさか自分がその会社に入るとは(笑)。また、親戚に説明する時にも、あの黄色い「ボンド 木工用」の会社だというと「あれは便利だね」といってくれて、すごくうれしかったですね。
木村
コニシには接着剤の詰め合わせセットがあり、お客様にお持ちすると、それがきっかけになって話がどんどん広がっていきます。知らない人はいないというくらい浸透している商品力はすごいなと思いますし、歴史がある分、福利厚生といったさまざまな社内制度がしっかり整備されていて、そこも大きな魅力です。
飯田
私自身は研究所で働いていますので、歴史的なことを感じることが、正直あまりありません。ただ、この建物を見ていると、100年以上も残っていること自体がすごいなとあらためて思います。他にも、親族や友人などみんなが、あの「ボンド 木工用」のことを知っていますので、とてもうれしいですし、そこに歴史の長さを感じます。
木岡
私が入社して感じるのは、世間からの信頼がすごく厚い会社だなということです。子どもからお年寄りまで安心して日常の中で、商品を使っていただいています。それも安心安全という昔からの思いが継承されているからで、それが150年の歴史につながっているのかなと思います。
木岡
私は子どもが好きなので、学生時代は子どもと関わることがしたいと思ってボランティアサークルに所属し、定期的に小学校を尋ねて、先生の補助役をする活動をしていました。学業の面では簿記にはまりまして、簿記2級の資格を取得してから、国際会計検定を取得しました。
飯田
私は体を動かすことがしたいと思い、フットサルサークルに入り、女子だけの試合や男子と女子が混ざってするミックスの試合などで楽しんでいました。楽しくやることを目的にやっていたので、試合の成績はそこまで・・・(笑)。ですが、いまから考えれば、楽しい学生生活を最高の仲間たちと過ごせたと思います。
木村
僕は小学生の頃からずっとテニスをしていて、大学で入っていたのはテニスサークルです。そこで、テニスを通して目標に向かって努力を継続することの大切さを学びました。継続する力というのは、いまの仕事にもつながっていて、うまくいかない時にも粘り強くお客様に接するうちに心を開いてくださるという経験を何度もしています。
天野
僕はアニメが好きで、大学に声優さんを呼んでイベントをするサークルに入り、台本を書き、大学の施設を借りる交渉などを行っていました。日中は研究室にこもって研究をし、終われば頭のスイッチをすぐに切り替えて、ライブに行ったり、友人とアニメや音楽のことを語り合うなど、楽しんでいました。
林
毎年11月に大学祭があったので、そこに向けて企画や協賛金集め、交渉ごとなど運営のすべてを行う大学祭を運営するサークルに入っていました。大学祭直前になると家に帰れないくらい大変でしたが、みんな仲が良く、飲み会などもすごく盛り上がってました (笑)。いま思うと大学生活をしっかり謳歌したな、と言えますね。
澤井
僕は学生時代の思い出というと学業しかなくて(笑)。実は一回生の前期に単位を半分以上落とし、先生に「あと二つ落としたら留年だぞ」といわれてしまい・・・。そこからは勉強に集中しました。すると意外と勉強が楽しく成績もどんどん上がって、最終的には成績上位20人に入れたんです。集中すればうまくいくことを、身をもって知りましたね。
天野
私は化学メーカーを軸に就職活動をしている中でコニシに出会いました。入社を決めた理由の一つが、面接の時、人事の方が身なりまでチェックしてくれて、一人ひとりをちゃんと見てくれる会社だな、と感じたことです。また、家や車をはじめ生活のいたるところに商品が使われているというすごさも決め手でした。
木村
僕は大学の先輩の話を聞いて、コニシの説明会に行こうと思いました。ただ、その説明会に僕は遅刻をしてしまったんです。遅れたことを謝りに行くと、「次の研究・生産職対象の説明会でよければ参加してください」といってもらえました。半ばあきらめかけていたところにもらえたチャンスで頑張ろうと思ったのと、会社自体の歴史も長く、安定していることも決め手になりました。
飯田
私は化学メーカーと化粧品メーカーの研究開発関係を志望し、地元関西に研究所がある(いまは浦和勤務ですが笑)コニシの説明会に行きました。面接自体も和やかだったのですが、その待ち時間に人事の方が気さくに声をかけてきて、自分が抱えていた疑問や不安まで聞いてくれたので、コニシは本当に温かい会社だな、と思ったのが決め手です。
木岡
私は大阪勤務で一般職(コニシではスタッフ職)をメインに、学生時代、子どもに関わるボランティア活動をしていたので、子どもたちの成長につながる活動をしている会社に勤めたいと思っていました。コニシは、子どもたちにモノづくりの楽しさを知ってもらう活動に取り組んでいることを知り、またスタッフ職の募集があったので迷わず決めました。
澤井
僕は専攻した化学の知識を活かしたいと思っていました。コニシにはメーカー部門と商社部門があり、両方とも僕の知識が活かせると直感したんです。ただ僕としては当初メーカー部門を希望していましたが (笑)。いまは技術的なご相談をお客様から受ける機会が増え、学んできた知識を活せるので、商社部門でよかったなと思っています。
林
私も理系の学部を専攻していました。でも、就職の際は営業がしてみたいなぁ、と思っていました。そこで化学系のメーカーで、誰もが知っている身近な商品のあるコニシの説明会に参加しました。みんながいう通り、説明会でも面接でもすごくアットホームで、この会社はすごくいい人が多そう、と感じたのが最終的な決め手です。
林
私の場合、将来なりたいものが明確ではなく、就職活動を始めた時、すごく戸惑ったのを覚えています。また、まわりの方からは、軸を決めなさいといわれましたが、しっくりきませんでした。でも、一回の就職活動で人生全部が決まるわけではないと気を取り直し、大事な選択ですけれど、気負わず直感的に決めようと思いました。やり方や考え方は人それぞれだと思います。型にはまらずに頑張ってほしいです。
澤井
最初は食べることに興味があったので食品メーカーや、命に関わることがしたいと思い医薬品メーカーを考えていました。しかし、魅かれるものがあまりなく、改めて考え直したところ、今まで学んできた知識を活かせる会社、それが化学メーカーでした。皆さんも、最初から業界を絞るのではなく、視野を広げて会社選びをした方がいいと思います。
木岡
私は積極的に行動していくことが大事なんじゃないかなと思います。就職活動ほど多くの企業の方とお話しできる機会はないからです。なので私は、いろんな会社に足を運び、そこで仕事内容を聞くうちに働き方などがイメージできて、志望動機がしっかりいえるようになりました。皆さんにも積極的に行動することを楽しんでほしいです。
飯田
就職活動を始めた頃は、自分をよく見せようとして、逆にうまくいかなかったことがありました。そこで、一度自分としっかり向き合って考え直し、ありのままの自分、素直な自分を面接の時に伝えることが大切だと気付き、結果、うまくいくようになりました。よく見せたいと思うかもしれませんが、自分に自信をもって頑張ってください。
木村
僕も最初は業界を絞らなくていいと思います。いろんな会社を訪問して人事の方や先輩と話をし、会社のことや仕事のことなど聞いてから、自分が働くイメージを描けた会社に入るのが一番です。いまは苦しいでしょうが、後から考えれば、あんなことがあったな、くらいの記憶しか残りません(笑)。納得いくまで就職活動を続けるべきですね。
天野
いまは就活サイトとかインターネットなどでいろんな情報が入手できます。でも、本当に大事なことは実際にいろんな会社に足を運ぶこと。自分の肌でその会社を感じながら就職活動を進めていけば、感覚が少しずつ研ぎ澄まされ、行きたい会社や方向性が見えてくると思います。そういう中で、コニシを選んでいただければありがたいですね。