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熱伝導性樹脂

1液湿気硬化型シリコーン変成ポリマー

TR315W・TR315HW

放熱性を要する部品の接着用途

  • ● 1.5W/(m・K)の熱伝導率を有し、長期にわたり放熱性を維持する
  • ● 接着力が高いため、ネジや固定具が削減できる
  • ● 密着性・耐久性に優れ、振動が加わる部位への熱対策に使用できる
  • ■用途例
  • ・ヒートシンクとICの放熱接着
  • ・リチウムイオンバッテリーの放熱
  • ・ウェアラブル端末の放熱接着

■諸性状

項目 試験法 条件 TR315W
性状
TR315HW
性状
外観 目視 - 白色ペースト状 白色ペースト状
粘度(Pa・S) JIS K 6833-1 23℃ 90~180[10rpm] 700~1200[10rpm]
皮張り時間(分) 自社法 23℃(50)% 5〜15 4〜10
密度[g/cm3 JIS K 6833-1 23℃ 1.78±0.05 1.78±0.05
項目 TR315W
物性値
TR315HW
物性値
硬化後の物性 デュロメータ硬さ タイプA 81 83
硬化物物性
(JIS K 6251 準拠)
ダンベル状 3号形 
引張速度:
200mm/min
最大引張応力 N/mm2 3.08 2.69
切断時伸び % 38 32
熱伝導率(非定常法 ホットディスク法) W/(m・k) 1.5 1.5
電気特性 体積抵抗率 Ω・cm 2.1×1012 2.9×1011
絶縁破壊強さ kV/mm 17.7 19.2
耐トラッキング性 (ASTM D3638 準拠 ) V 600< -
硬化性 内部硬化性
[PP 製容器に充填後 23℃(50)%
1 日後の被膜厚み ]
mm 2.1 2.1

1液湿気硬化型シリル基末端ポリマー

TR332W(試作品)

放熱性を要する部品の接着用途

  • ● 3.2W/(m・K)の高熱伝導率を有し、長期にわたり高い放熱性を維持する
  • ● 接着力が高いため、ネジや固定具が削減できる
  • ● 硬化時間が早く、作業効率向上に貢献
  • ■用途例
  • ・モーターやドライバ/コントローラの放熱接着
  • ・車載電装品の放熱接着

■諸性状

項目 試験法 条件 性状
外観 目視 - グレーペースト状
粘度(Pa・S) JIS K 6833-1 23℃ 220[10r/min]
皮張り時間[分] 自社法 23℃(50)% 2分
密度[g/cm3 JIS K 6833-1 23℃ 2.82±0.05
項目 物性値
硬化後の物性 デュロメータ硬さ タイプD 43
熱伝導率(非定常法 ホットディスク法) W/(m・k) 3.2
ダンベル物性
(JIS K 6251 準拠)
ダンベル状 3号形 
引張速度:
200mm/min
最大引張応力 N/mm2 2.07
切断時伸び % 8
電気特性 体積抵抗率(JIS K 6911 準拠) Ω・cm 3.5×1011
絶縁破壊強さ(JIS K 6911 準拠) kV/mm 17.8
耐トラッキング性(ASTM D3638 準拠) V 600<
硬化性 内部硬化性
[PP 製容器に充填後 23℃(50)%
1 日後の被膜厚み ]
mm 2.1

ウレタンポリマー

放熱ギャップフィラー(試作品)

電気・電子部品の放熱用途

  • ● 1.0W/(m・K) の熱伝導率を有し、
    長期にわたり放熱性を維持する
  • ● 密着性・耐久性に優れ、
    振動が加わる部位への熱対策に使用できる
  • ● UL94 V-0 相当
  • ■用途例
  • ・生活家電
    (LED照明・電源ユニット、エアコン等)の放熱
  • ・デジタル家電
    (TV、ゲーム機、デジタルカメラ等)の放熱

■諸性状

項目 条件 性状 単位 試験方法
混合比 - A/B=7/100 - -
外観 A剤 淡黄色透明液 - 目視
B剤 白色ペースト -
粘度 A剤 50 mPa・s JIS K6833-1
23℃
B剤 135000
混合 51500
密度 A剤 1.22 g/cm3 JIS K6833-1
B剤 1.70
混合 1.67
デュロメータ硬さ タイプ D 36 -
可使時間 23℃(50)% 15 粘度が初期の
1.5 倍になる時間
標準硬化時間 80℃ 60
熱伝導率 23℃ 1.0 W/(m・k) ホットディスク法
難燃性 UL94 規格 V-0 相当 -

シリル基末端ポリマー

放熱ギャップフィラー(試作品)

リワーク性を要する部品の放熱用途

  • ● 2.0W/(m・K) の熱伝導率を有し、長期にわたり放熱性を維持する
  • ● 硬化するため、ポンプアウトが発生しない
  • ● UL94 V-0 相当
  • ■用途例
  • ・車載電装品の放熱
  • ・リワークが必要な部品の放熱
  • ・クリアランスの大きい部位の熱伝導

■諸性状

項目 条件 性状 単位 試験方法
混合比 重量比 A/B=100/100 - -
外観 A剤 白色ペースト - 目視
B剤 黒色ペースト -
粘度 A剤 247 Pa・s 23℃、BS 型粘度計
B剤 464
混合 458
密度 A剤 2.36 g/cm3 23℃、BS 型粘度計
B剤 2.25
混合 2.31
デュロメータ硬さ タイプ E 55 -
標準硬化時間 23℃ 24 時間
熱伝導率 23℃ 2.0 W/(m・k) ホットディスク法
難燃性 UL94 規格 V-0 相当 -
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